2011年作 題「日(ヒ)」F20号 津堂城山古墳にて 墳墓西側にある木です。 夕陽が沈む頃、墳墓を訪れた。 夕陽に見とれてふと後ろを振り返ると墳墓が 夕陽の光をうけて真っ赤になっていた。 昔の人は方角を計算して作ったのでしょうか・・・。 今は古墳の周りに建物がありますが、昔なら。 遠目からでもわかる墳墓が真っ赤に染まる様は それはそれは偉大な墓に見えただろう。 そして拝まずには祈らずにはいられなかっただろう。 生きていることを実感する夕焼けの色、血潮の色。